社会貢献への取り組みCONTRIBUTE TO SOCIETY

社会貢献への取り組み

環境や農業への貢献

マグネシウムに関して

当社は多くの種類のマグネシウム製品を製造しています。

硫黄酸化物(SOx)は古くから代表的な大気汚染とされてきました。
石炭火力発電所などの排ガスから硫黄酸化物を除去する技術である排煙脱硫装置では、水酸化マグネシウムが硫黄酸化物(SOx)を吸収(中和)するために用いられています。

大気中への硫黄酸化物放出量を減少させることにより清浄な大気環境の維持や健康被害の予防に役立っています。

マグネシウムに関して

植物にとってのマグネシウムの意義

また、水酸化マグネシウムは硫酸マグネシウム等に加工することにより、農作物の生長を促進させる肥料として使用されており、農作物の収量の安定的な確保にも寄与しています。

植物にとってのマグネシウムの意義

子供たちへの応援

当社が所有する塩田跡地や福利厚生施設を公共の利益のために、野球、バレーボールやサッカーなどができる場所を提供しています。

野球場が2ヶ所、体育館、サッカー場が1ヶ所あります。

自分たちのホームグラウンドとして利用してもらうことにより、他の地域の子供たちとの試合や交流の機会の創出となり、少子化が進む地域であっても、思いっきりスポーツができる環境の提供を通じて青少年の健全育成をサポートしています。

マグネシウムに関して

 

歴史の継承と緑地管理

 

塩竈神社と鎮守の森づくり

工場の傍の東野﨑浜塩田跡地には、当社が管理する塩竈神社があります。

塩田は塩づくりの役目を果たし終えましたが、今でも塩田跡地は当社にとって歴史的にも大切な場所であります。塩竈神社周辺において、瀬戸内沿岸の風土に合った樹種による憩いの森、「鎮守の森づくり」に取り組んでいます。

一方、ソメイヨシノをはじめとするサクラ類も増やしながら、散歩をされる地域の方々にも喜んでいただけるような景観の創出にも努めています。

文化財の伝承

こじま能 
~貴重な文化財を後世に伝える~

当社創業の野﨑家が所蔵した能面は、室町時代の古作も含み、また岡山藩池田家より拝領した品として代々守り伝えられ、現在は公益財団法人竜王会館が大切に収蔵しております。

2017年に能楽師・林宗一郎による岡山ゆかりの能「吉備津宮」復曲に際し、野﨑家の能面が用いられました。以後新たに「こじま能」として、毎年貴重な面が国登録有形文化財の野﨑家別邸迨暇堂に設けた能舞台で披露され、息を吹きかえしています。

こじま能

こじま落語

落語という日本の伝統芸能を子供から大人までより多くの人々に親しんでもらうために、2022年1月に第一回「こじま落語」を迨暇堂で開催いたしました。

自ら想像力をふくらませ、演じる側と一体となって舞台を完成させる鑑賞体験は、現代のアニメやドラマなどでは得られない面白さがあります。
今後も継続して開催することとし、日本固有の伝統芸能の文化振興に取り組んでまいります。

こじま落語